Thursday, December 24, 2009

黒人さんロック

ジミーヘンドリックは有名ですが、この人も黒人ロックだと思う。




こちらは、Quasimoto(Madlib) バージョン。PVかっこいいです。

The Shakers Yukiko

Tuesday, December 22, 2009

隣の客は

よく柿食う客だ。


これは、82年のLuther Vandrossのカバー


こちらはオリジナル TOTO  バージョン


Wednesday, December 2, 2009

言葉が上手じゃない人がつくった曲はすぐわかるのだ。
おんぷと、その隙間が実は心をしずかに代弁しているから。





鍵盤の上に世界がある。まっすぐな指がはじくおんぷは、宇宙につながる。
ふざけているように見えて、極めてロジカル。この人には、見えてる。

hanako (shakers) 

70年代、憧れ、これから。


もうずっと70年代に憧れている。70年代の東京で青
春時代をすごしたかった。もし70年代に18歳だった
ら、ぼくはたぶん左翼で、日大で学生運動をしているの
だ。

マルクスとシュンペーター、そしてなぜかケインズがバ
イブルで、蓮見重彦と吉本隆明にもかぶれているだろう。


若松や、ゴダールや、ルイマル、アントニーオミケラン
ジェロの映画をみたあとでジャズ喫茶にいりびたり、わ
ざとむつかしい顔をしてフリージャズと大江健三郎の関
係性について論じるのだ。

神保町にいって古本屋とレコード屋をめぐり、植草甚一
と吉田健一のエッセイ、谷崎潤一郎の小説、高村光太郎
とボードレールとアルチュールランボーと谷川俊太郎の
詩集をかう。

金延幸子とジョニミッチェルとティンパンアレイとエイ
プリルフールのレコードを手に入れて、ニックドレイク
をききながらアシッドフォークに思いをはせる。アリス
コルトレーンとサンラを手にとり、スピリチャルジャズ
とビートニクの関係性について独自の論理を展開する。


70年代、音楽は文学をはじめとする文化と強くむすびついた。
00年代、音楽はテクノロジーという文明と強くむすびついた。

ここにこれからのいろいろな答えがある。


ぼくは音楽と文化がむすびついている70年代につよく
憧れている。

-yuji (the shakers)




Monday, November 30, 2009

Funk you, Thank you!

The Shakers のメンバー3人で作ったCD、"Funk you, Thank you!" のジャケット。


まだまだ向上しなければならない所は沢山あるけれども、それとはこれとは別にCDを作る作業もパーティーの準備もパーティーもすごく楽しかったな。


改めて音楽ってすごいパワーを持ってるんだなーと実感。
色々な事を感じ、学べてすごく為になった。

Funk you そして Thank you!

The Shakers( yuki a.k.a non)

Wednesday, November 25, 2009

ART

こういうアーティストって本当にアーティストって感じる。久しぶりにPV見ていいなーと思った。いい意味でボストン出身な気が全くしない。Edan の新しいアルバムからのPV。

Saturday, November 14, 2009

It's yours

1994年、小学4年生、リアルタイムでこのアルバムを聴いていたら人生はまた違ったと信じてる自分の中で今もずっと変わらない永遠のクラシック。


この土地でしか生まれ得なかった、ニューヨークの叙情詩。15年を経た今でも、未来すら感じる一枚。少し遅れてこのアルバムを手に取ったけれど、結局はるばるこの街まで私を連れて来てくれたのは、この一枚への情熱だったと私は思っている。



厳しい現実の中で思い通りにならないことのほうが多かっただろうに、
Nasの詠ったworld is yours にはどんな意味があったんだろうか。
Queens Bridge Housing Projectから、マンハッタンの景色を眺め、何を思ってこの歌を書いたんだろうか。

shakers (Hanako)




Wednesday, November 4, 2009

今日もお腹がいっぱいにご飯が食べれてとても幸せ。

そんな日々日常の幸せって忘れがちになり、いつしかそれが当たり前になる。

けれども、その当たり前の事ってすごく幸せな事。

あー!カレーライス美味しかった!



Yuki(non)

Sunday, November 1, 2009

I hate December.

あたらしい恋愛小説のかたちを思いついた。
これがほんとうに新しいのかどうかはわから
ない。恋愛小説をよまないから。


その物語のなかでは、二人は出会わない。
その物語の、なかの物語で二人は出会う。


好きどうしになるのに、出会わない二人の物語。
季節は冬。12月の23日から25日までの物語。
永遠にもどってこない、失われた3日間。でも失
われたことには気づかないし、気づけない、
そういう物語

-Shakers (yuji)








Sunday, October 25, 2009

炬燵

昨日、友達とこたつについて話した。
”あーもう、寒くなってきたねー炬燵に入ってみかんを食べたい”とその子は言った。

その子の一言でふとよみがえった記憶がある。

私の実家には掘りごたつがある。

ある冬の一日、その掘りごたつで私はいつものように’炬燵に蜜柑’をしていた。

”あーぬっくいぬっくい”といつもなら思うのだがその日は炬燵から暖かい空気が感じられない。むしろ、炬燵の中が少し寒い。

あれ?

そして、何か生暖かいものに足でふれた。

何だ?

と思い炬燵のカバーを開けて中を見たら、

なんともぐらちゃんが穴掘って私の家の掘りごたつで暖まっていた。

というちょっと懐かしい思い出☆







この曲は私が好きなMaster Ace の“Brooklyn Battles"サンプリングにされている曲。 元The Temptation のエディーさん、素敵です。


Yuki(non)


Friday, October 16, 2009

the coming

寒くなると、なぜか空が高くなる錯覚におちいる。
雨が降ると、光がにじむ。




ピアノのぽろぽろしたイントロが聴く人を不安にするけれど
歌声は儚く舌足らずで、心をじんわりと暖める。

あれ、私また雨の話してる。

shakers (hanako)

Sunday, October 11, 2009

浮浪者

こどものころ、はじめて浮浪者をみたとき衝撃をうけた。
ぼくは六歳だった。兵庫は伊丹駅。午後8時。おじと駅
前をとおりかかったときのこと。

駅前に茶色の毛布をひいて一人の老婆が座っていた。ブ
ツダンによくあるちーんというアレをちんちんやりなが
ら老婆はネンブツをとなえていた。

ぼくはもう驚愕した。その老婆のネンブツが「かーねーを
ーく、れー」という節だったからでも、ぼくをにらみつけ
たその目のかたほうだけが異様におおきかったからでもなく、
「おお、お母ぁん、こんなとこでまた念仏唱えてぇ。はよう
帰らんかぁ」
とおじがいったからだ。

おじはそういうと財布から千円札をだして例のチンチンの中
に入れた。

「おおの、おおの、こりゃ、あんたは孝行息子やぁ、へぇへぇ」
四国なまりの老婆は歯のない口でわらった。

ぼくはほんとうにびっくりした。あの人はおじさんのお母さ
んなのか!!と。 

おじはガハハハと笑ってぼくの手をひいてその場をたちさった。

いまはそれが冗談のやりとりだったとわかるが、そのときはま
ったくわからなかった。トラウマになるくらいの衝撃をうけた。

大きくなってからおじさんにその話をしたとき、おじは
「あれが満州で生き別れた実の母で。。。」と落語家のような口
調でまだいっていた。それからふいに

「駅の蛍光灯はあれやなぁ、ありゃ、白すぎんか?」
といった。




the shakers (yuji)


Wednesday, October 7, 2009

やました




母はユーミン派で、父は山下達郎だった。家族で時々するドライブの車内で、どちらのCDをかけるか喧嘩になることがよくあった。

母親の主張は、「山下達郎はへのへのもへじみたいな顔で、なんで竹内まりやと結婚できたのかわからない」という失礼の極まったもので、音楽の内容を全く無視していたように思う。

父親も、ユーミンは全然美人でもないし、決して歌もうまくない、と反論した。夫婦喧嘩とは多分そういうもので、車内のムードが本当に悪くなることもあった。

どちらとも決着はつかなかったけど、ドライブの途中のドライブインで何のお菓子を買うのかだけが楽しみだった自分には、ほとほとどうでもよかった。

今、シェイカーズお気に入りのリストには山下達郎の曲が入っている。父親が知ったら、なんて言うんだろうか。しみじみするんだろうか。ユーミンの曲も好きになった。「雨の街を」なんて、とても日本的なのにニューヨークの雨模様にもなぜかしっくりくるのだ。

http://www.youtube.com/watch?v=U8QXwbHdcqA

http://www.youtube.com/watch?v=UeyPIkKx3Ms


親世代の日本の歌謡曲を、自分が今聴いて、いいなぁ〜と思うなんて、子供の頃思ってもみなかった。自分の好きな曲と親の好みは、とてもきれいに境界線があって、そこをまたぐことになるなんて想像もできなかった。


ただ、良い曲が好き。だから私たちは一つのスピーカーに集まる。

Shakers / Hanako

Stress

人間誰しも当たり前にストレスが溜まる。けど、それをどう解消するかだと思う。

こういう曲を聞くと私の中のストレスは意外と消え去る。そして、踊りたくなる。



Shakers (Yukiko)

Tuesday, September 29, 2009

こんな人もいたのね

この人の事は知っていたけれども、特に気にしてなかったって人物いません?田母神さんはその一人。

日本でこの発言はある意味勇敢だなと思ってしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=l9rdS0x8kRU




そんなこんなで(笑)寒くなってきた今日この頃。

これはスパイクリーの映画 clockers でも流れてた曲。

何だか寒くなるとこういう曲を無性に聞きたくなる私。

Yuki

Friday, September 25, 2009

mellow yellow

秋です。
去年ぶりに袖を通したジャケットのポケットから、
20ドル札が丸まって出てくるみたいな
そんなことがあったらいいな。



秋の夜長には、読書と音楽。
誰にも邪魔されないで、
静かに過ごす一日の終わり。
いつの間にか寝てるのも
それを含めて良質なミュージックの楽しみ方と言える。




好きですか?
私は好きです。

hanako (shakers)

Thursday, September 24, 2009

ノースマリンドライブ

しかしまあ、あれやねぇ、君、そのねぇ、なんやゆうてもワシ
はギターの音が好きでねぇ。あれみたいなもんやわ、胃が痛い
ときに飲む「リュウカクサン」てあるやろ、あれがもう「リュ
ウカクヨン」になったくらいよう効くんですわ。パワーアップ
ですわ。効くゆうてもあれやよ、





文体にまったく関係なく、この曲は美しい。この音楽がこの場
でながれてたらなぁ、という場面に何回かそうぐうした。一度
は東京で。そのときにいいなぁ、と思っていた人が「このイベ
ントにいかない?」
とさしだしたフライヤーをみたとき。フラ
イやーは和物の昭和R&Bかロックイベントもので、濃い赤
に白
い文字でこう書いてあった。
「自由に笑って愛して」。
これほど秀逸なネーミングのイベントに今までであっていない。

「自由に笑って愛して」

アートディレクションもイベントの指向する音楽もなにもかも
ノースマリンドライブとは違うものだったけれど、青江三奈よ
りもノースマリンドライブがききたくなった。

後でおもいだしたのだけれど、ノースマリンドライブを渋谷の
バナナレコードでかったときに、フライヤーをみせてくれたそ
の人といっしょだった。

この曲の入っているレコードは日本にあって、NYで友人にもら
ったCDはどこをどう探してもでてこない。
相方のトレーシーソーンのアルバムはたまにレコード屋でみかけ
る。

そのときにいいなぁと思ったその人は、もう結婚している。


the shakers (yuji)

Sunday, September 20, 2009

R.I.P. DJ Roc Raida

9月19日、Dj Roc Raida が亡くなってしまった.....

つい先日事故に遭いDJ復帰できるのかな?大丈夫かな?などと周りの人と話していた。
そんな話を聞いたのがほんの2週間前だった。

まだ彼は若いし、重傷か軽傷は不確かだったけれども、怪我と聞いていたのでまさか亡くなるなんて考えてもみなかった。

1995年にDMCのワールドチャンピオンに輝き、伝説のDJ軍団 The Executionerのメンバーでもあった。

個人的にはMister Sinisterが好きだったのだが、去年NY のKnitting Factory でRoc Raidaを見て本当にすごいDJだなと思わされた人だった。




これは1995年のDMCの映像。

いつどこで何が起こるか分からないから、本当に1日1日って大切だなと改めて感じました。

Rest In Peace, Roc Raida

Written By Yukiko a.k.a non (shakers)
日が暮れる日没に、西に向かって自転車を走らせるのはいい。
高いビルも混雑した道路も、静かにオレンジ色になって、
名前も知らない人と同じ時間を共有している気分になる。
風をびゅんびゅん切ると、まるで羽でも生えてきそう。
その時間は限りなく自由で、すべての景色がまぶしくなる。

そのとき流れてきたのはSexual Feeling by HOT 8 Brass Band.
いつのまにかオリジナルより好きになってしまった。
完璧な夕暮れにこの歌詞がふさわしいかは別だけど、
やさしいドラムとごつごつした歌声がぴったりと心拍数に重なった。
それは何にも代えられない、人生のうつくしい瞬間。


自分の好きなことだけを選択して生きてことはきっと可能なのだ。
素敵な音楽を聴くといつもこう思い知ることができる。
音楽とは、そういうものでなければならないと思うのだ。

今日はいい日だったな。

hanako (Shakers) 

好きなことを仕事にするには

「就職しないで生きるには」という本がある。
著者、レイモンドマンゴー。晶文社。

ぼくはこれをよんで、大学をでても就職しな
かった。就職しない、というのは「嫌なこと
を仕事にしない」という生き方を選ぶことで、
その生き方はリスクが大きい。

けれどまたあのころに戻って同じ選択をすると
しても同じように「嫌なことをしない」という
道を選ぶと思う。嫌なことをしないというのは
つらいことを遠ざけるということじゃなくて、
「好きなことを仕事にする」ということ。好き
なことでもつらいことはたくさんある。



この曲のなかには自由があって、覚悟があって、
やさしさと悲しみがあって、前向きさがある。
歌詞を意識してきいたことはないけれど、輝く
自由を歌っている様子がつたわってくる。

人生のなかでなんどもおとずれない、奇跡的に
美しい瞬間を二分ほどの歌にするとこうなるの
かと思う。

なんだかわからないけれど、好きなことを仕事に
するためには、心の中に、この曲のような空気を
もっていなければいけないような気がする。なん
だかほんとうにわからないけれど、そう思う。

-Shakers (yuji)










Saturday, September 19, 2009

ごゆるりと

植草甚一が言っていた。
「好きな事は、好きな者どおしが集まってより好きになる」

夏の暑い午後に涼しい風がはいってきて
「涼しいねぇ」
と言ったら
「涼しいわぁ」となる。

ぼくらも、
「ええ曲やねぇ」
といったら
「んだんだ、ええ曲だぁ」
となる。

ごってええやん、となる。

心のベストテンを集めてみました。
ごゆるりとどうぞ。

- Shakers


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In October 2008, Shakers was born in the small apartment in Bushwick. Three music enthusiasts got together, listening to the beautiful music. This ritualistic gathering was simply called Listening Party, and it usually went down until six in the morning. Each one of us were baptized by pure pleasure of every elements of the sound, and formed organically the group called Shakers.