Thursday, September 6, 2012

Matthew Africa



不思議な一日だった。


オークランドに住む大好きなDJ、Matthew Africaが今日交通事故で亡くなった。
今日の午後、新しくブログにアップされていたミックスを仕事中に聴きながら、
それがものすごくよかったので、何ヶ月かぶりにメールを送った数時間後に
そのことを知った。今日の午後はなぜか、そのミックスを聴きながら
何も知らずにMatthew Africaのことをずっと考えていた。
次会ったときはこんな話をしよう、とか。

Matthew Africaのことは、
3年前にどうしてもほしい曲を調べているうちに
彼のブログにたどり着いてその存在を知った。
どのミックス&紹介されている曲もセンスがずば抜けてすばらしく、
普段はそんなこと滅多にしないのにいきなりメールを打った。
ニューヨークでDJにきたときも見に行って、
ミックスがあがるたびに、CDを見かけるたびに、
それがどれだけ良いかどういうところが好きか、度々メールを交換していた。
いつもあの穏やかで丁寧な雰囲気そのままで
「ありがとう!」と返事を返してくれた。
直接関わったことはほんの一瞬だったけど、
心の中ではメンターのように、尊敬していた。
レアなレコードを集めているソウルやファンクのDJは
彼くらいのレベルになると、
新しい気持ちで色々な音楽にオープンでいるのは
すごく難しい事だと思う。
Matthew Africaが特別かっこよかったのは、
オークランドのローカルで下品なラッパーから
60年代のスーパーレアなソウルまで
すべて同じ様に紹介してくれたこと。
そして音楽を単純に、ただ愛していたということだった。
その姿勢からどれだけ学んだか、
今の自分の軸になったか、その影響は計り知れない。


Old Friendsというミックスに入っていた
Friday, Saturday, Sundayの一曲を聴くと
涙が止まらなかった。
好きで好きで初めて買った高いレコード。
ヘッドフォンでじっくりと噛み締めるように
ひとつひとつの音をきいた。
彼がこの曲に関わったわけはでないのに、
それでも、彼を通して知った音楽が
私の人生の、生活の、ある瞬間に
ふときらめくような時間を残してくれたこと。
まだ知らない音楽に、胸を躍らせてくれたこと。
嬉しい瞬間や悲しいときに、一緒に居てくれたこと。
今愛する音楽の、きっかけを作ってくれたこと。
そしてそれがたくさんの出会いや思い出をつむいでくれたこと。
ぜんぶありがとう。



最後のメールには
「やっぱりあなたのセンスがたまらなく好きです。
入っている曲が好きなものが多過ぎて、
何度クレジットを見直して曲名を暗記したかわかりません。
Stay HatinのPodcastも聴いてるから、続けてね。
またニューヨークに来てね。」と書いた。
ニューヨークで一番のファンだと思う!
と書きたかったけど、ちょっとやりすぎな気持ちがしてやめた。
でも、本当にそうだと思っていた。
いつも2日後に返事をくれるMatthew Africaのメールは
本人が読むことはなく、いつものように「ありがとう!」と
気さくな文体で戻ってくることも、もうない。


本当にありがとう。どうか、安らかに。

Right Kind Of Music



I like reading anything about some individuals who have the passionate connection with vinyls. Genre doesn't matter. It just make me curious how people develop their personal relationship with records. Here, Jason Willett from True Vine Records (Baltimore) talked to Wax Nostalgic by Complex, which is the short interview of record shop owners around the U.S- 


"As much as I love the aesthetic of the vinyl over CD,In the end, it’s all about the music. And even in that end, it’s not about the music. It’s about discovering yourself, and then you can connect with people. I think the right kind of music can trigger all these things. I’m not too caught up in the object."



---------'Nuff said! Totally agreed with the last part. 

Hanako

Wednesday, September 5, 2012

09/05/2011 at Hotel Delmano

We are playing at Hotel Delmano in Williamsburg Brooklyn.( N9th st and berry st) My stomach acts super weird...but I'm looking forward to spinning and eat ceviche there!! there Yuki

come as you are




シェイカーズの過去の日記をたどって読んでみた。

不定期な更新ではあるが、

自分の日記は特に

そのとき自分がどんなことを考えていて、何が起きていて、

どんな音楽に感情移入していたか、ありありと思い出せた。

メロディーが、忘れかけていた記憶の弦をはじく。

ゆきこさんやゆうじさんのことも、そのとき二人に起きていた出来事と合わせて

思い出せることもいくつかあった。

文章が付随した音楽は、なんかいい。

音楽を流しながらその人の書く文を読むと、もっといい。

Hanako

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In October 2008, Shakers was born in the small apartment in Bushwick. Three music enthusiasts got together, listening to the beautiful music. This ritualistic gathering was simply called Listening Party, and it usually went down until six in the morning. Each one of us were baptized by pure pleasure of every elements of the sound, and formed organically the group called Shakers.